自律神経のバランスが大きく関与!
三叉神経痛とは、三叉神経が存在する顔面に生じる痛みのことです。
三叉神経は顔面の感覚を脳に伝える神経で、その名のとおり前頭部や目、鼻などの感覚を支配する“眼神経(第1枝)”、上顎や頬、上唇などの感覚を支配する“上顎神経(第2枝)”、下顎や下唇、咀嚼筋などの感覚を支配する“下顎神経(第3枝)”の3つに分かれています。主に50歳代以降の人にみられることが多く、中でも男性よりも女性に多い傾向があるとされます。
痛みは洗顔や食事、歯磨き、髭剃りなど生活上の動作によって生じるとされており、痛みの程度によっては食事をするのが困難になるなど日常生活に支障をきたし、生活の質が低下することもあります。