不整脈

それは脳からの電気信号が乱れているからです!

それは脳からの電気信号が乱れているからです!

心臓は、心筋細胞における電気信号を基にして規則正しく動いています。心臓は右心房、右心室、左心房、左心室の4つの部屋に分かれており、右心房に存在する洞結節が電気信号を発生させる部位となります。洞結節から発せられた電気信号は、右心房から左心房、両心室へと順次伝わります。この電気信号の流れが乱れたり、遅くなったり、速くなったりしている状態が不整脈です。治療が必要な不整脈である“心房細動”や“心室細動”などは、虚血性心疾患や心臓弁膜症、心筋症などの原因となります。
不整脈にはいくつかの種類がありますが、主なものには次のようなものがあります。
1)頻脈性不整脈:心拍数が速くなる状態。
2)徐脈性不整脈:心拍数が遅くなる状態。
3)不規則性不整脈:心拍が不規則な間隔で起こる状態。
不整脈の原因には、心臓の病気や障害、ストレス、運動不足、喫煙、過剰なカフェインやアルコール摂取、薬物の副作用などがあります。場合によっては、不整脈は重篤な状態を引き起こす可能性もあります。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 脈が飛ぶ感じがする
  • 急に脈が速くなる
  • 胸に違和感がある
  • 平常時でも動悸やめまいがする
  • 目の前が暗くなった事がある

一般的な不整脈に対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法
不整脈の治療法は、不整脈の種類や原因、症状の重さなどによって異なります。一般的な治療法には、以下のようなものがあります:
1)薬物療法:不整脈をコントロールするための薬物が処方されることがあります。これらの薬物は、心臓のリズムを調整したり、心臓の収縮を強化したりするために使用されます。
2)電気療法(カテーテルアブレーション):特定の部位に電気刺激を送ることで、不整脈を修正する手術的な治療法です。心臓カテーテルアブレーションとも呼ばれます。
3)ペースメーカー:心臓のリズムを調整するために使用される医療機器です。心臓のリズムが遅い場合に使用されることがあります。
4)除細動器(デフリブリレータ):心室細動などの重篤な不整脈を治療するための医療機器です。心室細動が発生した場合に自動的に除細動を行うことができます。
これらの治療法は、医師が患者の症状や状態を評価した上で適切な治療法を選択します。不整脈の治療には個人差がありますので、自身の状態について医師と十分に相談することが重要です。
いずれにしましても、病院での治療は対症療法になってしまう事が多いです。
カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ
そもそも「脈」とは、心臓から押し出される血液が血管に伝わって感じられるものです。もし心臓のリズムに異常が起きれば、脈が乱れてしまうということになります。
では、そのリズムは何によってコントロールされているのでしょうか。それは自律神経になります。心臓は神経によって脳と繋がっています。脳は身体の変化や環境の変化を瞬時に把握し、その環境の変化の適応しようとします。
例えば、緊張した状態やストレスを受けたりすると、脳はその環境をどうにか乗り越えるために交感神経を高め、心臓の拍動を速めるように神経に電気信号の指令を送ります。
その結果、血液の循環が高まり、緊張した状態やストレスを受けた状態を乗り越えることが可能になります。私たちの心臓は、神経による電気信号によって規則正しく収縮と弛緩を繰り返し、血液を送り出しているのです。
このように脈の変動は、環境の変化に適応するために必要不可欠になります。
ところが神経の問題(サブラクセーション)が生じることで、脳が身体の状態をきちんと把握することができなくなります。
そうなると外の環境の変化も把握することが出来なくなり、正常な電気信号の指令が心臓に伝わることが出来なくなり不整脈の原因に繋がります。
不整脈には必ず原因が存在し、体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切な身体のシグナルです。
その大切なシグナルをただ薬で隠すのではなく、しっかりと身体の内側と向き合いましょう。カイロプラクティック・ケアによってサブラクセーションが取り除かれ、脳がしっかりと身体の状態を把握することで身体は適切な脈拍を選んでくれます。
カイロプラクティック・ケアによって不整脈の根本原因を取り除き、快適な毎日を手に入れましょう!

 例)このように患者さんの症状を元にアプローチする箇所を決定していきます。
【不整脈(徐脈)】交感神経(第7頸椎-第4胸椎) 
【不整脈(頻脈)】副交感神経 左迷走神経

不整脈の症例紹介case introduction

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