多動症(ADHD)

子供の約5%および成人の約2.5%にADHDの症状がある!

子供の約5%および成人の約2.5%にADHDの症状がある!

注意欠如・多動症(ADHD:Attention-deficit/hyperactivitydisorder)とは、不注意(集中力がないなど)、多動性・衝動性(落ち着きがない、順番待ちができないなど)の2つの特性を中心とした発達障害です。また、“注意欠如・多動性障害”と訳される場合もあります。
ADHDの症状は7歳までに明らかとなり、幼稚園や学校生活のさまざまな場面で2つの特性による行動が確認されます。ADHDに関連した症状は短期間で消失するものではないため、学業や友人関係の構築に困難を覚えることがあります。
ADHDの症状は、学童期や成人になっても持続することが多いといわれています。決してまれではなく、男児のほうが女児よりも多い傾向があります。
なお、ADHDと自閉スペクトラム症は混同されることがありますが、両者は異なるものです。自閉スペクトラム症では、コミュニケーションおよび対人行動の障害と興味の限局や行動のパターン化が中心となります。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 長時間じっとしていられない
  • 物忘れがひどい
  • 衝動的に動き出す
  • 集中力が続かない
  • 落ち着きがない

一般的な多動症(ADHD)に対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法
ADHDの症状を抑えるには「メチルフェニデート」という成分が使われます。ただし、効果は一時的なもので、薬を服用している問だけ症状を抑えるというものです。
これまで、ADHDの治療には「リタリン」という薬が使われていました。しかし、最近ではごく一部の大人と医師が関与したリタリン乱用事件によって、ADHDの治療では使えなくなってしまいました。かわりに、リタリンと同成分で、メチルフェニデートの徐放剤である「コンサータ」という薬が、子どものADHDに対して使えるようになりました。

これらの薬は多動性・衝動性・不注意といった症状を抑えますが、効果は一時的なもので、服用している間だけ症状を抑えるというものです。その主な副作用は食欲不振や不眠、まれに腹痛や頭痛が起こる場合もあります。

しかし、薬をのんだからといってADHDの子どもの基本的な行動特性が変わるということはありません。薬を服用している間は行動の抑制がきくようになり、周囲との気持ちの行き違いが格段に減ります。また、集中力が増して授業にも身が入り、学習がスムーズに進むようになります。さらに、まわりの状況を学ぶようにもなって、自分の行動がどんなものかがわかるようになってきます。
薬の効果については周囲の人々も実感しますが、もっとも実感するのは子ども自身です。そして成長するにつれて、しだいに社会性が身につき、やがて薬をのまなくても過ごせるようになるケースもあります。
安全性が確認されているとはいえ、コンサータなどは副作用が強いのでなるべく服用は控えたいですね。
カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ
ADHDでは、子供が集中できなかったり、衝動を抑えたりするのに難しさを抱える問題になります。
そもそも、身体の健康を維持するための重要な情報は、神経によって脳に伝えられます。その情報をもとに脳は、対処を行い身体のバランスを整えています。
仮に、神経の流れが阻害された場合、適切な情報が脳に伝わらない状態になります。いわば、ラジオのチューニングが合っていない状態で音楽を聴いている状態となっています。この状態が続くことが、脳の発達に影響を与えることになります。
その刺激が脳に対して過剰であれば、常に脳は興奮状態になります。 結果、注意や集中力の低下、落ち着きがなくじっとできない、衝動的な行動とうったADHDの症状の原因に繋がります。
カイロプラクティック・ケアによって脳と身体の神経のサイクルが正常であれば、脳の興奮状態が正常になりパフォーマンスが向上し、脳の成長と発達に大きく貢献します。
そもそも、ADHDは身体のバランスが乱れていることを教えてくれる大切なシグナルになります。その大切なシグナルをごまかすのではなく、しっかりと身体の内から見つめ直すことが大切になります。
カイロプラクティック・ケアによってADHDの根本原因を取り除き、快適な毎日を手に入れましょう。

多動症(ADHD)の症例紹介case introduction

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