肩こり

揉んでごまかすのは、<br />
もうやめにしませんか?

揉んでごまかすのは、
もうやめにしませんか?

日本人の成人の3人に1人が肩こりで悩まされていると言われています。臨床においても小学生や中学生でも肩こりに悩まされている人は最近非常に多く感じています。その原因の一つにストレートネックがあると言われています。20年以上前はストレートネックといえば、いつも首を下に向けてパソコン作業をしている事務職の方の特有の症状だったのですが、今ではどんな職業でもパソコンは欠かせなく、使用頻度は非常に高まっています。また小さい頃からゲーム機やスマホを使う様になった事も、ストレートネックが増加しています。肩こりの原因はストレートネックだけではなく、そうなってしまった日常の悪い姿勢が最も大きな原因です。パソコンに向かう姿勢、デスクワークの姿勢、ソファーでくつろいでいる時の姿勢、学校で勉強している時の姿勢・・・・小学生や中学生の子供達においては、ランドセルやリュックが重くなっている事もバランスをとる為に背中を丸くしてしまい姿勢を悪くしてしまう原因です。もはや肩こりは「国民病」とも言えます。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 肩こりがひどくて吐き気がする。
  • マッサージをしても良くならない。
  • 手や指先にしびれがある。
  • 頭痛も併発しまう。
  • 肩が気になり夜起きてしまう。

このように日常生活の様々な場面で悩まされる肩こり。 今回のコラムでは、肩こりに対する正しい知識とカイロプラクティックでの対策法をお伝えしていきます。

一般的な肩こりに対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法
一般的な病院での治療は、炎症を抑えて痛みを軽減させる鎮痛薬、筋肉の緊張を緩めて血流を改善する筋弛緩薬、筋肉の疲労をやわらげ神経機能の回復を促すビタミン剤などが挙げられます。また湿布や塗り薬なども処方されますが、一時的に症状は緩和されても根本的な改善には至りません。
病院以外での治療法として整体や接骨院、マッサージ院があります。今では安いもみほぐしのお店やリラクゼーションサロンや整体院が沢山あり、肩や首の筋肉をほぐしてもらうと非常に気持ちがいいですが、凝り固まった筋肉に対してほぐしていく対症療法なので、根本的な原因が他にあったとするならば、マッサージは一時しのぎになってしまう事が多いです。接骨院においても凝り固まった筋肉に対して、ハイボルトや低周波治療器、干渉波治療器や微弱電流など物理療法していきますがこれらも対症療法です。
カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ
肩こりの原因として、冷え性や血行不良、デスクワークや家事などといった長時間の同一姿勢、様々なストレスからの精神的な不安、運動不足、眼精疲労、ホルモンバランスの乱れ、生活習慣の乱れなどといった体の外における外的要因が考えられます。それらの外的要因を見直し改善することが肩こりの対策法とされていますが考えてみてください。もし外的要因が肩こりの原因だとしたらなぜ肩こりになる人とならない人がいるでしょうか?ここで重要なことは、肩こりの予防策として外的要因だけに意識を向けるのではなく、体の内に意識を向けることです。そもそも肩こりは私たちの体が危険な状態にあることを知らせてくれる大事なシグナルです。デスクワークのような長時間座っている姿勢をしていれば、必ず肩が凝ってくるものです。それ以上長く座っていることで体に負担がかかり危険が生じてくることを私たちの体は教えてくれているのです。

カイロプラクティックでは体の内に問題の根本原因が存在していると考え、肩こりに対してアプローチしています。肩こりで悩まされている人の多くは筋肉が硬直しています。その原因として、頭部や頚部へのストレスが大きく関係しています。人間はストレスを受けると、そのストレスに抵抗するために交感神経が刺激されます。その結果血管の収縮が続き、血流が滞り、疲労物質がたまって筋緊張が起きます。そして”凝り”や”重だるさ”などの症状につながります。これが初期の身体のシグナルになります。この初期のシグナルの時に軽い運動やストレッチや休息をとることによって自然に解消されることが多いですが、そんな簡単な事ではありません。肩こりで悩んでいる人のほとんどは慢性化しているため、運動でかえって肩こりがひどくなってしまい、寝て体を休ませても肩こりが解消されなくなります。そのまま初期のシグナルを放置し肩こりが慢性化してくると、筋緊張が続くため脳の自己調整力によって回復を図ります。すると今度は逆に副交感神経が優位になり、副交感神経が刺激されるとプロスタグランジンというホルモンを使って血流を促し、炎症させる作用で痛みが伴います。つまり肩がガチガチに凝って重たくなった部分が痛く感じるのは、組織の修復や回復をさせようとして体が起こす「正常な反応」になります。すべての痛みや凝りには必ず意味があります。私たちの体が頭を支えるために自ら筋肉を硬直させ、コルセットのように不安定な場所を補強してくれているのも、体の防御反応の1つです。ここで重要なのが、脳と神経と体の繋がりになります。

サブラクセーションによって脳と体のサイクルに異常があると、脳が体の状態を把握できず適切な対処を行うことができなくなってしまいます。生活習慣を見直しどれだけ凝っている筋肉をほぐしたとしても肩こりの根本改善にはなりません。神経を介して脳と体のサイクルが正常であれば、脳がしっかりと問題個所を把握でき、修復と回復が正常に行われ、自らの体でスムーズに治癒することができるのです。 カイロプラクティック・ケアによって肩こりの根本原因を取り除き、快適な毎日を手に入れましょう。

肩こりの症例紹介case introduction

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