言語障害

言葉の成長は脳にあった!

言葉の成長は脳にあった!

言葉の遅れ(言語発達遅滞)とは、発語や言葉の理解が、生活年齢から予測される平均的な状態よりも大幅に遅れることをいいます。子どもが言葉を覚え、話し始める時期には個人差がありますが、おおむねの基準として、以下のような状態である場合には、言葉が遅れていると判断できるといわれています。
 ・1歳半で、意味の伴った言葉が2つ以下である場合
 ・3歳で、「ジュースのむ」など2つの単語による言葉である「2語文」が出ていない場合
乳幼児期の子どもの育ちは個人差が大きく、また性格や環境などさまざまな要因が関わっているため、言葉の遅れの原因を明確に特定することは簡単ではありません。あくまで目安で子どもの発達のスピードは一人ひとり大きく異なります。そのため、単純に目安より遅れているだけで育っていく過程で遅れは目立たなくなることがあります。

こんな経験したこと
ありませんか?

  • 同級生と比べて言葉が遅い
  • 言葉がどもる(吃音)
  • サ行やラ行が苦手
  • ママ友に会うのをストレスに感じてしまう
  • 発音がおかしい

一般的な言語障害に対しての治療法common medical care
一般的な腰痛に対しての治療法
子どもの言葉の遅れには、年月を経るごとに自然と言葉が追いついてくる場合と、発達障害や聴覚障害の兆しとして言葉が遅れているという2つの場合があります。子どもが幼い段階ではその違いに判別がつきにくいことが多いですが、言語療法のトレーニングを受けていると、後から何らかの障害があるとわかった場合にも、専門家を通して適切なサポートを受けることができます。子どもの言語療法では、言葉に対してだけではなく、運動やコミュニケーションなどその子どもの発達全体に働きかけるようなトレーニングが行われます。
子どもへの言語療法の流れは、保護者への問診、遊びを通した行動評定、聴力検査、発達検査、言語学習診断検査などにより、言葉の遅れや偏りの原因を見極め、支援の目標やトレーニングが決められます。子どもの言語療法の支援は、個人へのアプローチ、環境へのアプローチ、家族へのアプローチの3つの観点から行われます。

◆個人に対して
子どもが楽しみながら社会性を伸ばし、日常生活で使える言葉を獲得することを目指して、個別、または集団で遊びを取り入れたトレーニングが提供されます。子どもの言語の発達レベルに合わせて、聞く、読む、話す、書くことという言葉全般に働きかけてトレーニングを行っていきます。その他には、コミュニケーションの面を伸ばすトレーニングも豊富に行われます。個々人によって原因は異なるものの、言葉に遅れや偏りがみられるときには、コミュニケーションの面にも偏りがみられることが多いためです。
楽しんで取り組めるような課題に取り組ませる中で、子どもが自発的に言葉を話せるようになることを促します。

◆環境に対して
発達段階や本人の状況に合わせて、トレーニングに集中して取り組むことのできるように、環境にも配慮を行います。例えば、部屋の中に集中を妨げる刺激物を最小限にし、スケジュールを黒板に書いて視覚的に伝え時間に見通しを持たせることで、子どもが過ごしやすい環境をつくるなどです。

◆ご家族に対して
子どもの発達について理解ができるように、検査の結果子どもの発達段階や、トレーニングを経たことによる子どもの言葉の変化について説明が行われたり、環境への配慮、日常生活の中でできるトレーニングなど、子どもの発達を伸ばすための工夫を教えてくれます。
カイロプラクティックでのアプローチchiropractic approach
カイロプラクティックでのアプローチ
カイロプラクティックは、身体の内部に存在する問題の根本原因を考慮し、言語障害にアプローチします。
言葉で相手とコミュニケーションを取るためには、まず脳が耳からから入ってきた言葉の音の処理を行います。言葉の音のバイブレーションが、鼓膜に繋がっている神経が感知し、そのバイブレーションが神経を通じて脳に伝達されます。
そして脳は言葉を理解して、その状況に適した言葉を選びます。そして神経を通じて口や舌や喉を動かすように脳から指令が行われることで声を出してコミュニケーションを取ることが可能になります。
しかし、背骨の配列が乱れ、神経の流れが阻害されると、適切な情報が脳に伝わらなくなります。これは、ラジオのチューニングが合わない状態で音楽を聴くようなものです。この状態が持続すると、脳は適切な対処を行うことができません。
これが言語障害の内部的な要因になります。
カイロプラクティックのケアによって、脳と体の神経サイクルが正常に保たれ、脳のパフォーマンスが向上し、言語の発達に大きく関係しています。
言語障害は身体のバランスの乱れを示す重要なシグナルです。これをごまかすのではなく、内部から改善するためにカイロプラクティックのケアを活用し、快適な日常生活を手に入れましょう。

言語障害の症例紹介case introduction

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