食欲不振は脳と体の情報のやり取りの問題だった!
食欲不振とは、言葉のとおり食欲が振るわない・わかない状態のことです。
食欲とは、食べ物を食べたいという欲求や願望のことで、脳の部位である視床下部が刺激されることで空腹を感じる仕組みになっています。脳は消化管や脂肪組織と互いに関与・作用し合っているので、食べ物を食べない時間がある程度続くと血糖値が下がったり、お腹が鳴ったり(胃が強く収縮するときの音)します。
食欲がわかない状態はそう珍しいことではありません。それはそれが一時的なことであるためです。食欲不振は脳がそう捉えているだけであって、体は食べ物を必要としているのです。
必要な栄養分が摂取できず不足している状態は、心にも体にもよくありません。食べたい気持ちが起こらない状態が続くのであれば、そこには何らかの病気や不調が関係しているのかもしれません。