2010.01.26
クレイトムソン物語⑤/全12回
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クレイとカイロプラクティックの出会いは、父親が胆石の激痛に見まわれたときであったが、クレイ自身がカイロプラクティックを経験したのは丁度この頃であった。
クレイは急性の糖尿病を患い、勤めていた会社の嘱託医から、1週間から10日ぐらいしか持たないと言われてペギーや他の家族と話し合った結果、どうせ医学で治らないのなら、昔知り合ったカイロプラクターに診てもらおうということになった。
クレイの父親を治したカイロプラクターはデモインに移り住んでいたので、クレイは汽車で彼のもとへ向かった。
クレイが10代の頃に出会った、そのカイロプラクターはすでに80才になっていた。
老カイロプラクターは、クレイに服を脱ぐよう指示をすると彼の背中を不思議な器具で測定するので「私は糖尿病で、背中は悪くないのです。」と言うと、老カイロプラクターはまず背中を調べさせてくれと言い、続けてレントゲン撮影を行った。
レントゲン写真を見ながら老カイロプラクターは「クレイ、この骨とこの骨がずれているのが解るか?」と言うのでクレイは「それは解りますが、糖尿病とは全く関係ないんではないですか。」と答えた。老カイロプラクターは「今に解るよ。」と言いアジャストルームに連れて行った。
つづく
花みずき整体院 藤枝市・焼津市・島田市