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2016.12.03

13.薬物療法と高血圧

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今回も先週同様、薬物療法についての内容になります。

先週も説明したように、薬は脳神経系・内分泌系の働きを遮断するか、刺激するかで作用し、症状を強制的に打ち消すように作用します。
すごい事のように思えるかもしれませんが、別に薬を使わなくても脳神経系・内分泌系の働きをコントロールする能力は、すでにどんな人でも持ち合わせていまし、そんな能力を手助けすることも可能です。
高血圧(本態性高血圧)を例に挙げてみます。
一般的に検査で高血圧が見つかったとき、病院で血圧を下げる薬の処方と生活習慣のアドバイスがあると思います。
高血圧に対して処方される薬は大きく分けると、カルシウム拮抗薬、サイアザイド系利尿薬、アンジオテンシン変換酵素阻害薬、アンジオテンシンⅡ受容体拮抗薬、α遮断薬、β遮断薬の6種類です。
聞きなれないワードがずらっと6つ並びましたが、ざっくり言うと、これらは全て自律神経の中でも交感神経の働きを遮断する働きがあります。
この薬を飲んでおけば血圧をある程度一定に保てている方も多いかとは思います。
しかし、薬には先程紹介したようなデメリットも潜んでいますし、薬を飲まないと血圧をコントロールできない、言わばロボット同然の体になってしまいます。
そこで、提案です。
交感神経の働きを遮断すれば血圧を下げれるということは、交感神経が過剰に働いている状態を解決してあげれば血圧をコントロールできるのではないでしょうか?
交感神経の働きを抑制する手段は薬以外にもたくさんあります。
カイロプラクティック(ガンステッドカイロプラクティック)的に言えば、副交感神経領域でのサブラクセーションを取り除く事によって、交感神経優位になっている状態を改善することが出来ます。
体にかかるストレスへの対処、リラックスできる時間を作って副交感神経を刺激してみたり、睡眠不足を解消することも、交感神経優位の状態を改善することにつながるでしょう。
また、食事療法・運動療法により、血液の質・心肺機能の改善を行うことも高血圧の方は重要ですよね。
副作用のある薬物にすぐに手を出してしまうのではなく、副作用が全くないこれらの事から実践してみてはいかがでしょうか?
そもそも、症状は健康を維持するために必要なものであるということも忘れないでください。
今回、例に挙げた高血圧ですが、これも健康を維持するために必要なものなのです。
体にストレスがかかっている状態(働きすぎ、悩みすぎなど)では、体は平常時よりも多くのエネルギーを必要とします。
そんな状況でもし血圧が低ければ、体はエネルギー源を血液で全身に運びきれなくなりますよね。
血液の質が悪い(ドロドロ)時も同様に、サラサラした血液よりも、心臓が強くポンプしないと末端まで十分に血液を送れません。
そんな状況で、薬物で強制的に血圧を落とすってどうなんでしょうね?

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