9.マタニティーカイロプラクティックの必要性
こんにちは、副院長の森です。
10月は2回、小児カイロの小畑D.C.とお会いする機会があり、多くの学びがありました!
小畑先生から教わったことも盛り込み、皆さんに情報をシェアしたいなと思います。
今回は「9.マタニティーカイロプラクティックの必要性」についてです。
同じ図での説明になり見飽きたかもしれませんが、神経サイクルは理解して欲しいトピックになりますので今後も登場することがあると思います。
「妊娠してるんですけどカイロプラクティックを受けても大丈夫ですか?」という質問をよく受けますが、
答えはもちろん大丈夫です。むしろ妊娠中のカイロプラクティックケアはとても重要です!
妊娠中、お母さんが健康でいることが、良いお産とお腹の中の赤ちゃんの健康につながります。
子供をお腹の中で育て、生み出すために、お母さんの体には様々な変化が起こります。
そういった体の変化を、より正常に行うためには正常な神経機能が必要不可欠です。
より正常な母体の変化を促すために、カイロプラクティックケア=神経のケアが重要なのは、
画像を見て頂くと理解できると思います。
また、神経機能という側面だけでなく、「骨盤のケア」という、構造的な面でもカイロプラクティックケアはとても重要です。
骨盤は、出産時に赤ちゃんの出口になります。この出口に問題を抱えながら出産を迎えれば難産のリスクは当然高まります。
骨盤の中でも仙骨は特に重要で、赤ちゃんの出口の後面を構成しているだけでなく、子宮を支える仙骨子宮靭帯が仙骨から子宮に伸びています。
お腹の中で過ごす赤ちゃんの部屋になるのが子宮であり、それを支える靭帯が不安定だと、赤ちゃんは居心地の悪い部屋で、およそ280日の間過ごすことになり、赤ちゃんの健康を害する原因になります。
しっかり骨盤のケアをしておくことは、難産や流産などのリスクを下げることにつながるのです。
妊娠中も、良いお産と赤ちゃんの健康のためにカイロプラクティックを是非受けてほしいと願っています!
※骨盤の画像:「トコちゃんベルトの青葉」さんのHPから引用させていただきました。