2024.02.21

花粉症の対策

花粉症の対策

花粉症の対策にはいくつかの方法があります。まず、外出時にはマスクを着用して花粉を吸い込まないようにすることが重要です。また、外出後にはうがいや手洗いを行うことで花粉を体から取り除くことができます。部屋の中ではエアコンを使って窓を閉め、花粉の侵入を防ぐことも効果的です。さらに、洗濯物を外に干さない、部屋の掃除をこまめにするなど、日常生活の中で花粉を取り除く工夫をすることも大切です。

しかし、なぜ花粉症にもなる人と、ならない人がいるのでしょうか?

花粉は鼻や目から体に取り込まれると免疫機構によって異物として認識され、IgE抗体が作り出されます。IgE抗体は体の中で、アレルギーに関わる肥満細胞にくっつきます。その状態で再度花粉が侵入すると、IgE抗体が花粉を抗原(異物)として捕らえ、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった物質が放出されます。これらの物質が神経や血管を刺激することで花粉症を発症します。

花粉症にならない方は、その異物である花粉が体内に入ってきても免疫機構が上手く作用しているからと考える事が出来ます。
ここで重要な事は外的要因に意識を向けるのではなく、身体の内側に意識を向けることです。そもそも症状は身体の異常を教えてくれる大事なサインです。

神経機能が正常に働いていれば、免疫機能が正常に機能します。薬などの外からのケアだけではなく、カイロプラクティックを受ける事で免疫力も高まる事が期待できます。サブラクセーションを取り除き、身体の内なる力を最大限に発揮させましょう。

執筆者孕石 尚志

昭和48年7月 静岡県島田市出身
東京カイロプラクティック師協会認定の附属治療院にて副院長を任され、2005年7月島田市にて開業。近隣医院と提携したレントゲン評価を導入した正統派カイロプラクティック院として評価され、新規患者の約7割が紹介という広告に一切頼らない口コミによるネットワークを確立。現在ではカイロプラクティック界の名門シオカワスクールにて、塩川満章D.C.の内弟子として、塩川雅士D.C.のもとカイロプラクティックの講師として精力的に活動中。

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